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三国貿易からスタートした
医療・健康機器事業
三国貿易時代
ロシア、台湾、日本の3か国からの出資で出来上がったICSTは設立2004年から18年以上にわたって三か国貿易を行ってきました。
創業当時、BRICsの1つロシアは、資本主義経済への移行後、景気が上向き消費活動は活発化していました。また、医療・健康機器に対するニーズも高まり、欧米やアジアの優れた品質の製品を求めていました。しかし、直接取引を行なうときの品質の維持・コントロールは手間がかかり、また、台湾・中国・韓国の製造企業は、ロシア市場に参入したくても、代金回収についての危惧をもっていて、なかなか参入を果たせませんでした。
そこで、ロシア企業と台湾・中国・韓国の製造会社に太いパイプを持つICSTが両者の仲立ちをすることで、東アジアの製品をロシアに売り込むことに成功しました。ロシアからの発注を取りまとめ、東アジア各国から製品を調達、ロシアに向け発送します。支払いもICST経由となるため、受注した企業も代金を回収しやすくなりました。
新状況への適応。新コロナウイルス時代の今
新コロナコロナウイルス感染拡大の影響により中国製造工場は三ヶ月ぐらいほぼ止まっていたこと、その後はロシアの企業はロックダウンで発注も出来なくなったことから、出荷は止まりビジネスは大きく後退しました。
海外事業は最大の危機に迎えることになりました。
海外事業の危機に直面はしましたが、5年かけて国内販売戦略に従い構築してきた代理店各位やOEM先様各位がコロナ禍下に於いて強く要求された商品をICSTがタイムリーに供給できたことにより国内対海外売り上げの比率は逆転し企業業績は大きく伸びました。
代表取締役横井博之は、長年医療・健康機器の開発・研究に携わった経験から、日本の市場に合致する商品ニーズの見極めと中国などの企業が開発した多くの製品の技術的評価(目利き)を行い、技術的にも品質的にも優れている商品を掘り出し、ICSTが持つ資格を活かし、市場要求へタイムリーに投入することができる体制ができあがりました。
この体制は新コロナ時代を生き抜き更なる企業発展・成長を狙える仕組み構築の一つであると考えています。