プロテインの種類から飲み方まで完全ガイド 目的別に知っておきたい基礎知識
目次
はじめに:プロテインとは?

「プロテイン」という言葉を、ドラッグストアやコンビニで見かける機会が増えました。飲み物・バー・ヨーグルトなど、さまざまな形の商品が並んでいます。
そもそも「プロテイン(Protein)」とは、タンパク質を意味する英語です。
タンパク質は、糖質・脂質とならぶ三大栄養素のひとつです。筋肉・臓器・皮膚・髪の毛など、からだのさまざまな組織の構成成分として知られています。
プロテイン製品とは、このタンパク質を粉末や飲料の形に加工した食品です。薬や医薬品ではありません。
この記事では、プロテインの種類・製品の選び方の考え方・飲み方・コンビニでの活用について、食品・栄養学の観点から整理します。
プロテインの種類を知ろう:ホエイ・カゼイン・ソイなど主要な種類と原料の違い

プロテイン製品には、原料によっていくつかの種類があります。それぞれの原料の由来を知っておくと、商品選びの参考になります。
ホエイプロテイン
ホエイプロテインは、牛乳のホエイ(乳清)を原料とするタンパク質です。ヨーグルトを作るときに上澄みとして分離される液体がホエイにあたります。
動物性タンパク質であり、乳製品由来の成分です。乳アレルギーや乳糖不耐症のある方は、成分表示の確認が必要です。
カゼインプロテイン
カゼインプロテインの原料も牛乳です。牛乳タンパク質に含まれるカゼインを抽出・加工したものです。
ホエイと同じく動物性タンパク質であり、乳製品が原料のため、乳アレルギーの方は成分表示を必ずご確認ください。
ソイプロテイン
ソイプロテインは、大豆を原料とする植物性タンパク質です。大豆からタンパク質成分を抽出・精製して作られます。
乳製品由来ではないため、乳アレルギーのある方や植物性食品を選びたい方の選択肢のひとつとなります。ただし、大豆アレルギーのある方は注意が必要です。
その他の種類
エンドウ豆(ピープロテイン)・米・ヘンプなど、植物性原料を使ったプロテイン製品も市販されています。
アレルギーについての注意 プロテイン製品には、乳・大豆・小麦などアレルギーの原因となる食品が含まれる場合があります。購入前に必ず原材料・アレルギー表示を確認してください。
プロテイン製品を選ぶ際の着目点

「何のためにプロテインを選ぶのか」という観点によって、製品ラベルで確認すべき項目が変わります。以下に、確認しておきたいポイントを整理します。
運動習慣のある方
タンパク質は筋肉を含むからだの組織の構成成分のひとつです。
運動習慣のある方がプロテイン製品を選ぶ際には、タンパク質含有量を製品ラベルで確認することが基本です。各製品の栄養成分表示に「たんぱく質○g」と記載されています。
食事の栄養バランスを気にしている方
食事全体のバランスや総エネルギー量を意識することは、栄養管理の基本です。プロテイン製品を選ぶ際には、カロリー・脂質・糖質の量を製品ラベルで確認しましょう。
製品によってカロリーや添加物の内容が異なります。プロテイン製品は食品であり、特定の効果効能を保証するものではありません。
日々の食事でタンパク質量を意識したい方
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、年齢・性別ごとのタンパク質推奨量が示されています。
日々の食事全体でのタンパク質摂取量を確認したい場合には、同資料を参照することができます。
プロテイン製品は、食事を補う食品のひとつとして位置づけられます。
特定の健康効果を保証するものではありません。なお、腎臓の機能に不安のある方・持病のある方は、プロテイン製品の使用前に医師や管理栄養士にご相談ください。
プロテインの飲み方・タイミングの基本

基本的な飲み方
プロテインパウダーは、水・牛乳・豆乳などに溶かして飲むことが一般的です。製品ごとに推奨される溶かし方や量が異なりますので、パッケージの記載に従うことが基本です。
シェーカーボトルを使うと均一に混ざりやすくなります。製品によって適切な溶かし方が異なりますので、パッケージの使用方法をご確認ください。
タイミングについて
運動後の栄養補給という考え方は、スポーツ栄養学の領域に関連する概念として存在します。
特定のタイミングの優位性については、本記事では根拠となる公的資料を特定できないため記述しません。タイミングに関して具体的なアドバイスを希望される場合は、管理栄養士・医師にご相談ください。
1日のタンパク質摂取量について
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、成人女性(18〜64歳)のタンパク質推奨量として1日あたり50gが示されています。
プロテイン製品だけでなく、日々の食事全体でのタンパク質摂取量を確認することが基本です。プロテイン製品は食事の一部を補う食品として位置づけられます。
コンビニで買えるプロテイン製品の選び方

プロテイン飲料・プロテインバー・高タンパク質表示のヨーグルトや食品など、コンビニエンスストアでもさまざまなプロテイン関連商品が販売されています。
コンビニ商品を選ぶ際のポイント
① 栄養成分表示を確認する
食品表示法に基づき、市販食品には栄養成分表示が義務付けられています(一部例外あり)。
プロテイン製品を選ぶ際は、以下の項目を確認しましょう。
- プロテイン製品を選ぶ際は、以下の項目を確認しましょう。
- エネルギー(kcal):カロリー
- 脂質・糖質(g):目的に応じて確認
- 原材料名:アレルギー物質の確認
②「プロテイン」「高タンパク」表示に注意する
「高タンパク」「タンパク質○g」などの表示は各製品によって異なります。同じ「プロテイン飲料」でも、タンパク質の含有量はまちまちです。表示をそのまま受け取るのではなく、栄養成分表示の数値を自分で確認することが大切です。
③ 原材料・添加物の確認
コンビニのプロテイン製品には、人工甘味料・香料・増粘剤などが添加されている場合があります。成分が気になる方は原材料名を確認してください。
コンビニ商品の位置づけ
コンビニで販売されているプロテイン関連食品は、一般食品です。医薬品・機能性食品として特定の効果を保証するものではありません。
機能性表示食品として販売されている商品については、消費者庁への届出内容を確認することができます。
まとめ

この記事では、プロテインの基本知識から種類・製品の選び方の考え方・飲み方・コンビニでの選び方まで、食品・栄養学の観点から整理しました。
この記事のポイント
- プロテインとは「タンパク質」のこと。プロテイン製品は食品です
- 原料によってホエイ(乳清)・カゼイン(牛乳)・ソイ(大豆)などの種類があります
- 選ぶ際は目的に応じて栄養成分表示(タンパク質量・カロリー・原材料)を確認しましょう
- 飲み方・タイミングの詳細は、管理栄養士・医師へのご相談が確実です
- コンビニ商品も食品表示法に基づく栄養成分表示を確認して選べます
プロテイン製品はあくまでも食品であり、特定の効果効能を保証するものではありません。持病のある方・腎臓の機能に不安のある方・妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師や管理栄養士にご相談ください。

この記事の著者 : みんウェル 編集部 (株式会社ICST 営業部)
医療機器営業とオウンドメディア運営の二刀流
これまで、衣料量販店のオウンドメディアの記事制作や、日用品メーカーの社内報の立ち上げに携わり、現在は医療機器の営業活動に邁進。
「医療機器だけでなく、日々の暮らしに役立つ情報もお届けしたい」という想いから、初めての自社メディア『みんウェル』を立ち上げる。




