FRENDシステムに同梱しております、「ユーザーマニュアル」をご確認ください。また、操作方法を簡潔にまとめた「簡易マニュアル」をダウンロードできます。

ピペットのリバース法とは、プッシュボタンを2段階目まで押し下げて液体を吸引し、1段階目まで戻して吐出する方法です。この方法により、気泡や泡立ち、飛び散りを防ぎ、安定した分注が可能になります。

FRENDは複雑なメンテナンスを必要としない設計ですが、以下については定期的に実施してください。
・外装のふき取り清掃（※タッチパネルはアルコールを使用しないでください）
・ソフトウェアのアップデート確認
・センサー部に汚れがないかの確認。
また、長期的な性能維持のため、年1回程度の点検を推奨しています。

内部スイッチの調整が必要な場合があります。販売元へご連絡ください。

冷却ファン不具合が考えられます。販売元へご連絡ください。

タッチパネルの交換が必要な場合があります。販売元へご連絡ください。

QCカートリッジの交換が必要な可能性があります。使用期限をご確認のうえ、複数回試してもエラーが続く場合は、販売元までご連絡ください。

無償で提供いたしますので、販売元へご連絡ください。

メインボードの交換または、ソフトウェアのバージョンアップが必要な可能性があります。販売元へご連絡ください。

パワーボードの交換が必要な場合があります。販売元へご連絡ください。

データの消去が必要です。消去実施前には、バックアップを行ってください。手順が不明な場合は、販売元までお問い合わせください。

センサー交換や、内部電圧調整が必要な場合があります。販売元へご連絡ください。

カートリッジトレイの破損やカートリッジが引っかかっりが原因の可能性があります。販売元へご連絡ください。

使用されているAC/DCアダプターの規格がFREND専用のものと異なる可能性があります。必ずFREND専用のアダプターをご使用ください。アダプターを確認しても問題が解決しない場合は、販売元へご連絡ください。

新しいカートリッジに交換し、再度測定を行ってください。同様のエラーが繰り返される場合は、内部センサーの清掃が必要となる可能性があります。販売元へご連絡ください。

参考基準範囲は以下の通りです。
ただし、種々の要因から各施設によって異なる可能性がある為、個々の施設に適した基準範囲を設定してください。
Thyroid Duo：FT4 0.84~1.62ng/dL、TSH0.24~3.94mIU/L
テストステロン：CLSI C28-A3に基づき、2.5パーセンタイル～97.5パーセンタイルの範囲を参考正常値としています。

以下の可能性があります。
・ピペッティングのミス
・検体に交差反応を示す物質が混入している
・検体に干渉物質が混入している
・検体のビオチン血中濃度が高い

測定された値が、FRENDシステムの測定範囲外であることを示します。
「HI」測定値が上限を超えている。
「LO」測定値が下限を下回っている。
以下をご確認ください。
１．検体量が適切か
２．試薬の使用期限が切れていないか
３．再測定でも同様であれば、臨床症状や他の検査等と併せて総合的に判断してください。

次の点を確認してください。
１．カートリッジが正しく挿入されているか。
２．カートリッジのバーコードが汚れていないか、破損していないか