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甲状腺機能及びテストステロン検査を
より短時間 / 簡単 / 省スペースで
FREND2.0は、
これまで以上に迅速でシンプルな操作、
そしてコンパクトなデザインで
クリニック様での検査をサポートします。
FREND専用試薬では、使いやすさにも配慮されており、簡単な操作で検査をすることができます。
カートリッジを変えるだけで、別の検査項目も測定可能です。
FREND2.0の主な特長
FRENDは短時間で検査結果を提供します。
患者様の結果を待つ時間も短縮でき、診療フローがスムーズになります。

測定時間を、さらに短縮!
FREND2.0では、機器の処理速度が向上し、従来機よりもスムーズに測定結果を得られるようになりました。
日常の検査業務を、さらに円滑にサポートします。
FRENDはシンプルで、使いやすさを重視した設計です。スタッフの方が操作に迷いにくく、簡単に使用できます。

バーコードリーダーを搭載!
本体にバーコードリーダーを搭載しました。検体情報の入力は、バーコードをかざすだけで完了します。これにより、手入力による煩雑さが軽減され、入力ミスも抑制します。
FREND2.0は、限られたスペースでも使えるコンパクトなデザインを採用しています。

プリンターを内蔵!
プリンターが内蔵されており、外付け機器を必要としません。設置面積を最小限に抑えることができ、診察室内でのスペースの有効活用が可能です。
検体の前処理から
測定結果まで約11分
簡単操作で
「来院者を待たせない検査」を提供
FREND2.0はわずか3つの簡単なステップで操作できるので、忙しい診療現場でもスムーズに使用できます。
①APデバイスで自動前処理
※FREND専用APデバイス(前処理機)イムノアッセイ用検体前処理装置。
以下の事を自動で行っています。
・チューブ内にある検体のミキシング
・恒温槽によるインキュベート
・カートリッジへの検体のドロッピング
②FREND2.0本体にカートリッジをセット
③結果を確認
STEP1
検体を遠心分離
血液を遠心分離し、血漿を分離します。
※遠心分離機は別売りです
STEP2
自動で前処理
APデバイスに検体をセットするだけで煩わしい前処理を自動で行います。
STEP3
カートリッジをセット
前処理を終えたカートリッジをFREND2.0本体に挿入して、液晶に従って操作すればセット完了です。
STEP4
結果の確認
FREND2.0本体の液晶画面にその場ですぐに結果が表示されます。
製品情報・仕様
一般医療機器 特定保守管理医療機器 |
一般医療機器 特定保守管理医療機器 |
|
販売名 | POCTシステムFREND2.0 | FREND APデバイス*1 |
---|---|---|
一般的名称 | 移動式免疫蛍光分析装置 | イムノアッセイ用検体前処理装置 |
届出番号 | 11Bx0017000084 | 11B1X0017000083 |
JANコード | 4580198174265 | 4580198174234 |
*1 FREND専用自動前処理機
FRENDの仕様
POCTシステムFREND2.0 | ||
寸法 | 約W276 × L263 × H202mm | |
---|---|---|
重量 | 約3.4kg | |
保護等級 | IPX0 | |
光学出力 (レーザー) |
クラスⅠレーザー製品(IEC 60825-1:2014) | |
波長 | 635nm | |
連続派出力 | 最大25mW | |
ユーザー インターフェース |
画面サイズ | 8.0インチ |
解像度 | 約1920×1080mm | |
プリンター | 印刷速度 | 50mm/秒 |
推奨環境条件 | 使用条件 | 温度:10~40℃、湿度10~80% |
保管条件 | 温度:15~30℃、湿度10~80% | |
電気定格 | 電圧 | AC100-240V |
電流 | 1.7A | |
周波数 | 50/60Hz | |
DC電力 | 電圧 | DC12V |
電流 | 5.0A |
よくあるご質問
製品関連

製品の希望納入価格を教えてください。

お問い合わせフォームよりご依頼ください。

製品の購入・見積・納期を確認をしたいです。

当社では直接の販売は行っておりません。
恐れ入りますが、貴院でお取引されている医薬系卸様へご相談願います。

ランニングコストはどの程度ですか?

ランニングコストとして必要なのは試薬代(1箱)のみです。
校正液や洗浄液は不要です。
また、試薬には以下の構成品が含まれています:
・測定用カートリッジ×20テスト分
・プレトリートメントチューブ×20本
・コードチップ(ロット校正用)×1枚
・ピペット用チップ×30個
※プリンター用紙は汎用のもの(別売)をご使用ください。
装置仕様・性能

測定機器サイズは?

FRENDシステム:W240×L260×H175mm(約3.0kg)
FRENDシステム2.0:W276×L263×H202mm(約3.4kg)
APデバイス:W195×L230×H210mm(約4kg)

APデバイス(前処理機)は何をしていますか?

APデバイスはイムノアッセイ用検体前処理装置です。以下の工程を自動で行います(約7分):
・検体のミキシング
・恒温槽によるインキュベーション
・カートリッジへの検体の滴下

FRENDシステムとFRENDシステム2.0の違いは?

FREND2.0では、従来モデルと比較して以下の改善が行われています:
測定・検体

使用する検体は?

血清または血漿です。
抗凝固剤はヘパリンのみ対応しています。(ヘパリン採血管をご使用ください。)

検体に必要な量は?

血清または血漿として70μLが必要です。
遠心分離前の採血量は約2mLを目安としてください。

検体を保存したい場合は?

<Thyroid Duoの場合>
2~8℃で1週間保存可能です。
1週間を超える場合は、-20℃以下で凍結保存してください。
測定前には室温に戻し、十分に混和してからご使用ください。
※凍結と融解を繰り返した検体の使用は避けてください。
<テストステロンの場合>
2~8℃で3週間保存可能です。
3週間を超える場合は、-20℃以下で凍結保存してください。
測定前には室温に戻し、十分混和してからご使用ください。
※凍結と融解を繰り返した検体の使用は避けてください。
周辺機器・消耗品

測定に必要な器具は?

遠心分離機とマイクロピペットが必要です。

遠心分離機を持っていない場合は?

別途遠心分離機をご購入していただく必要がございます。
3000~5000rpm対応の製品を推奨しています。
弊社では販売しておりませんので、お取引されている医薬品系卸様にご確認ください。

マイクロピペットを持っていない場合は?

別途購入していただく必要がございます。
10~100μLの可変式で、目盛りロック機構付きの製品をご使用ください。

遠心分離の条件は?

3000rpmで約5分間行ってください。(回転半径や検体性質によって前後します)

FRENDの測定原理は?

蛍光免疫測定法です。

プリンター用紙は?

弊社では取り扱っておりません。
一般の感熱プリンターペーパーをご購入ください。
幅58mm、外径40mmのロール紙をご使用ください。
試薬関連

試薬の使用期限は?

Thyroid Duo:製造日から12カ月
テストステロン:製造日から18カ月
使用期限は各箱に記載されていますので、ご確認ください。

試薬の保管条件は?

2~8℃で冷蔵保管してください。
48時間以内であれば室温下で保管可能です。その後は速やかに冷蔵に戻してください。
システム接続・サポート

院内のシステムと接続可能か?

データ出力が可能です。FREND本体背面のプリンター端子をご使用ください。
接続可否については、院内のシステム会社様にお問い合わせください。
出力仕様書はお問い合わせフォームよりご依頼ください。
※FRENDシステムは、院内システムと接続した場合は基本的にプリンター機能は使用できません。

デモ機の貸し出しは可能ですか?

可能です。お問い合わせフォームよりご依頼ください。

故障した時はどうすれば?

当社までお電話、またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
診断機器メンテナンス専門担当者が対応いたします。