2025/12/24
乾燥・手荒れ・爪トラブル対策!正しいハンドケア&ネイルケアのやり方を徹底解説
目次
はじめに
家事や育児、お仕事で毎日忙しくしていると、気づけば手がカサカサ、爪もボロボロ…なんてことありませんか?
特に最近は、頻繁な手洗いや消毒で手荒れに悩む方が増えています。
手は年齢が出やすいパーツと言われますが、毎日のちょっとした心がけでずっと美しく保つことができます。
この記事では、手荒れ予防や改善のコツ、正しいネイルケアの基本までわかりやすくお伝えしていきます。正しいハンドケア方法を知って、いつまでも若々しい手元を目指しましょう。
※手荒れの症状が長引いたり赤みや腫れ、痛みがひどい場合は、我慢せずに皮膚科の先生にご相談ください。
乾燥・手荒れ・爪トラブルが起こる原因とは?

なぜ手荒れするの?
手荒れの一番の原因は、肌のバリア機能が弱ってしまうことです。
実は、手のひらや指には皮脂を出す腺がほとんどありません。そのため顔や体に比べて乾燥しやすく、荒れやすくなっています。年齢を重ねるとさらに皮脂の分泌が減るので、30代以降は特に注意が必要です。
手荒れの主な原因
日本皮膚科学会のガイドラインでは、手荒れは大きく3つのタイプに分けられています。
1. 刺激による手荒れ
洗剤やシャンプー、石鹸、手指消毒剤などの刺激や紙や布でこすれることが原因です。毎日の水仕事や洗浄剤の使用で、肌を守る皮脂膜がどんどん取り除かれてしまい、バリア機能が低下して炎症を起こしてしまいます。
2. アレルギーによる手荒れ
特定の物質(金属アクセサリー、ゴム手袋、洗剤の成分、毛染め剤など)に対してアレルギー反応が起きることで発症します。触れてから12〜24時間くらいで症状が出てくるのが特徴です。
3. アトピー体質の方の手荒れ
アトピー性皮膚炎の経験がある方は、もともと肌のバリア機能が弱めなので外からの刺激に敏感で手荒れしやすい傾向があります。
こんな方は特に注意が必要です!
- お料理や洗濯など水仕事が多い方
- シャンプーやカラー剤を扱う方
- お札やコインをよく触る方
- 手洗いや消毒を頻繁に行う方
- 冬の乾燥した時期
- 洗浄力の強い洗剤を使っている方
爪トラブルはなぜ起こる?
爪も皮膚の一部なので、様々なトラブルが起こります。
- 乾燥:爪が乾燥すると縦ジワが目立ったり、二枚爪になったり、割れやすくなります。
- 栄養不足:タンパク質やビタミン、ミネラルが足りないと、爪が弱くもろくなります。
- 間違ったケア:爪切りでパチンと切ったり、甘皮を無理に取りすぎると爪を傷める原因になります。
- 使いすぎ:スマホやパソコンの操作など、指先を酷使することも爪にダメージを与えます。
ハンドケアの基本ステップ

1. 手の洗い方を観直し
◆やさしい石鹸を選びましょう
洗浄力が強すぎる石鹸は避けて、肌にやさしい低刺激性のものを選びましょう。
実は1日に10回以上ハンドソープで手を洗うと、皮脂がどんどん減り角質層も薄くなってしまいます。
◆ぬるま湯がベスト
熱いお湯は皮脂を取りすぎてしまうので、ぬるま湯で洗うのがおすすめです。冬は温かいお湯で洗いたくなりますが、ぬるま湯で洗うように心がけましょう。
◆水気はしっかり拭き取る
手についた水分が蒸発するとき、肌の水分も一緒に奪われてしまいます。洗った後は柔らかいタオルで、指の間までしっかり拭き取りましょう。
2. 自分に合ったハンドクリームの選び方

ハンドクリームは、あなたのお悩みにあった成分を含むものを選ぶのがポイントです。
乾燥が気になる方には
◆セラミド
肌の角質層にもともとある保湿成分で、細胞の間の水分をキープしてくれます。
荒れや感想を防ぐバリア機能をサポートします。
◆ヒアルロン酸
水分をぎゅっと抱え込む力が強く、肌の潤いを守ります
◆グリセリン
分子が小さいので角質層の奥までしっかり届き、水分をとどめる基本の保湿成分です。
ひび割れ・あかぎれにお困りの方には

◆尿素
硬くなった角質を柔らかくしてくれます。肌のごわつきやガサガサが気になる手肌を滑らかにする効果が期待できます。(傷があるとしみるので注意してください。)
◆ビタミンE
血行を促し肌のターンオーバーを整えてくれることで手荒れの回復を助けます。ハリ・ツヤを与える効果が期待でき、健やかな手元・爪の成長をサポートします。
◆グリチルリチン酸
特にグリチルリチン酸ジカリウムは、ひび割れ、あかぎれ、かゆみといった症状を沈めて肌のコンディション整えます。
水仕事が多い方には
◆ワセリン
肌の表面に薄い膜を作り水分が逃げるのを防ぎます。外部からの刺激から肌を保護する効果(バリア機能)が主な役割です。化粧水で保湿してからの使用がおすすめです。
◆撥水性シリコン
肌の表面にバリアを形成し水や洗剤などの外部からの刺激から肌を守ることで手荒れ予防に役立ちます。
3. ハンドクリームの上手な塗り方
基本の塗り方とは
- 適量(人差し指の先から第一関節までの長さ、約0.5g)を手の甲にのせます
- 両手の甲をこすり合わせてクリームを温め、柔らかくします
- 手の甲から指先に向かって、マッサージするようにやさしく伸ばします
- 指の間、爪の周り、手首まで丁寧に塗り込みます
こまめに塗るのがコツ
- 手を洗った後 (すぐに塗るのが大切です!)
- 水仕事の後
- 寝る前はたっぷりめに
- 日中も気づいたときに塗り直しを
4.水仕事のときは守りのケアを

ゴム手袋を活用しましょう
洗剤や掃除用の薬剤を使うときはゴム手袋の着用をお勧めします。ゴム手袋にアレルギーがある方は下に綿の手袋をつけたり、ニトリルゴム製の手袋を使うと良いです。
手袋を外したらすぐケア
手袋を外した後はすぐにハンドクリームで保湿しましょう。これが手荒れ 改善への近道です。
5. 毎日の暮らしでできること
日常ケアは以下の点に気を付けて行いましょう。
- 極端に熱いお湯や冷たい水は避ける
- 紙や布でこすれる刺激を減らす
- バランスの良い食事でビタミンをしっかり摂る
- 睡眠で肌のターンオーバーを促す
正しいネイルケアの方法は?

甘皮(キューティクル)のやさしいケア
甘皮は新しい爪が生まれる部分を守るバリアの役割があります。取りすぎると炎症の原因になるので、やさしくケアしましょう。
甘皮ケアの順番
- 指先をぬるま湯に1〜2分つけて、甘皮を柔らかくします。(重曹をひとつまみ入れるとさらに効果的)
- キューティクルリムーバーを甘皮に塗ります。(なければハンドクリームでもOK)
- 湿らせたガーゼやコットンを指に巻き、甘皮をそっと押し上げます
- 浮いてきた余分な甘皮を、ガーゼでやさしく拭き取ります
- ささくれがあれば、キューティクルニッパーでそっとカットします
気をつけたいポイント
- 力を入れすぎないように(指1本1分くらいで十分です)
- やりすぎは禁物(2週間に1回くらいがベスト)
- 深追いして皮膚を傷つけないように注意
保湿ケアで美爪をキープ
ネイルオイルの使い方
ネイルオイルは爪と爪周りの肌に潤いを与え、健康な爪の成長を助けてくれます。
- 爪の根元、爪の周り、爪の裏側にオイルを1〜2滴垂らします
- 指でくるくるとマッサージするように馴染ませます
- 1日2〜3回、特に寝る前につけると効果的です
ハンドクリームとネイルオイルの併用で相乗効果!
塗る順番は最初にネイルオイルで爪回りのケア → 次にハンドクリームで手全体を保湿です。
それぞれ単体で使用するより効果がアップします。
ネイルケアの理想的ペースは?
ネイルケアの理想的ペース
爪の長さ調整:2週間に1回程度
甘皮ケア:2週間に1回程度
爪表面の磨き:1〜2ヶ月に1回程度
保湿ケア:毎日(1日2〜3回がベスト)
ハンドケア・ネイルケアにおすすめアイテムの選び方

「医薬品」、「医薬部外品」、「化粧品」の違いとは?
簡単にまとめると、
医薬品=治療を目的としたもの
医薬部外品=肌トラブルを防ぐ目的のもの
化粧品=肌をきれいに保つもの
です。もう少し詳しく説明すると、
医薬品
病気や症状の「治療を目的」として使用される薬で、配合されている有効成分の効果が厚生労働省により認められているものを指します。
医薬部外品
厚生労働省が許可した効能・効果を持つ有効成分が、定められた濃度で配合された製品です。治療を主な目的とする医薬品とは異なり、「防止や衛生管理を目的」として作られています。
化粧品
医薬部外品よりもさらに効能・効果の範囲が穏やかで肌や髪を「清潔に保つ、美しく整える、健やかな状態を保つことを目的」としています。
製品を選ぶときは、「どのくくりの製品なのか」また、「パッケージの裏の成分表」を見てお悩みに合っているか確認しましょう。
テクスチャ―で選ぶのもアリ!
こっくりタイプ:寝る前や乾燥がひどいときにおすすめ
さらっとタイプ:日中やお仕事中など普段使いにおすすめ
ジェルタイプ:ベタつくのが苦手な方におすすめ
敏感肌の方は
肌が敏感な方は、以下のようなアイテムを選ぶと安心です。
- アルコールフリー
- 無香料・無着色
- パッチテスト済み
- 低刺激性
- パラベンフリー
(※初めて使うときは、腕の内側などで試してから使用すると安心です。)
まとめ

手荒れや爪のトラブルは、毎日の正しいハンドケア方法と正しいネイルケアで改善します。
手荒れ予防のために大切なこと
- やさしい石鹸を使って、手洗いのあとはすぐ保湿
- 症状に合ったハンドクリームを選ぶ
- 水仕事のときはゴム手袋で守る
- こまめな保湿を習慣にする
手荒れ 改善のコツ
- バリア機能を高める成分が入ったハンドクリームを使う
- 刺激になるものとの接触を避ける
- なかなか良くならないときは、皮膚科の先生に相談を
30代、40代、50代と年齢を重ねても手元の美しさは保てます。毎日のちょっとした心がけが、5年後、10年後の手元の若々しさに繋がります。
※症状がなかなか改善しない場合や、悪化してしまった場合は早めに皮膚科の先生に相談してください。




