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みんウェル みんなのウェルビーイング

2026/01/07

体温計の種類や仕組みをわかりやすく解説!10秒予測計やアプリ連動、赤ちゃんにおすすめの製品も

体温計の種類や仕組みをわかりやすく解説!10秒予測計やアプリ連動、赤ちゃんにおすすめの製品も

目次

はじめに

体温測定は健康管理の基本です。発熱の有無を確認するだけでなく、日々の体調変化を把握する上で欠かせない習慣となっています。特に近年は感染症対策の観点から、家庭での体温測定の重要性が再認識されています。

現在、市場にはさまざまな種類の体温計が販売されており、測定時間や精度、使いやすさなどの特徴が異なります。赤ちゃんや幼児、乳児には動き回る子供でも測りやすい製品が、高齢者には表示が見やすい製品が適しているなど、使用者に応じた選択が大切です。

本記事では、体温計の基本的な種類や仕組みから、10秒で測定できる予測式体温計、アプリと連動する最新機種まで、幅広く解説します。また、世代別のおすすめポイントや最新トレンド、知っておくと役立つ豆知識もご紹介します。体温計選びの参考にしていただければ幸いです。

体温計の種類と仕組み

家庭用体温計は大きく分けて、接触式と非接触式の2つのタイプがあります。それぞれの特徴と仕組みを理解することで、用途に合った体温計を選ぶことができます。

電子体温計(接触式)

電子体温計は、体に直接接触させて体温を測定する最も一般的なタイプです。脇の下に挟んで使用するものが主流で、サーミスタと呼ばれる温度センサーを内蔵しています。サーミスタは温度によって電気抵抗が変化する素子で、この変化を電気信号に変換して体温を表示する仕組みです。

電子体温計の主な測定部位は脇ですが、口腔用や直腸用など、測定部位ごとに設計された製品もあります。脇で測定する場合は、体温計の先端を脇の中心部にしっかりと密着させ、腕を体に密着させることが正確な測定のポイントです。

赤外線体温計(非接触式・耳式)

赤外線体温計は、体から放出される赤外線を検知して体温を測定します。非接触式は額やこめかみから数センチ離して測定でき、衛生的で測定時間も数秒と短いのが特徴です。赤ちゃんや乳児、幼児など、じっとしていられない子供の体温測定に適しています。

耳式体温計は、鼓膜から放出される赤外線を測定します。鼓膜は脳の温度を反映しやすく、体の中心温度に近い値が得られるとされています。ただし、耳垢が多い場合や、プローブを正しい角度で挿入しないと、正確な測定ができないことがあります。

水銀体温計

かつて広く使われていた水銀体温計は、水銀の熱膨張を利用した仕組みでした。ガラス管内の水銀が体温によって膨張し、目盛りで温度を読み取ります。実測式のため測定に時間がかかりますが、電池不要で精度が高いという利点がありました。

しかし、水銀は有害物質であり、破損時の健康リスクや環境への影響が懸念されます。そのため、現在は製造・販売が規制されており、家庭での使用は推奨されていません。

電子体温計の予測式と実測式の違い

電子体温計には「予測式」と「実測式」という2つの測定方式があり、測定時間や精度に違いがあります。多くの現行製品は両方の機能を備えています。

予測式とは

予測式体温計は、測定開始からの温度上昇データを分析し、平衡温(これ以上体温が上がらない安定した温度)を短時間で予測する方式です。わずか10秒程度で測定できる製品も多く、忙しい朝や、じっとしていられない子供の測定に便利です。

予測式の仕組みは、測定開始直後の温度変化のパターンを内蔵されたアルゴリズムで解析し、最終的な体温を算出するものです。各メーカーが独自の予測技術を開発しており、10秒から30秒程度で測定が完了します。

実測式とは

実測式は、センサー部分が実際に到達した温度をそのまま表示する方式です。体温計の先端部分と体が熱平衡に達するまで測定を続けるため、脇の場合は通常10分程度の時間が必要です。

実測式は時間がかかりますが、予測を介さず実際の温度を測定するため、より正確な値が得られるとされています。医療機関では実測式での測定が推奨される場合があります。

どちらを選ぶべきか

多くの電子体温計は、予測式で素早く測定した後、そのまま測定を続けることで実測値も得られる「予測・実測兼用」タイプです。日常的な体調管理には予測式で十分ですが、より正確な体温を知りたい場合は実測式で測定すると良いでしょう。

予測式の精度は年々向上しており、適切に使用すれば実測式とほぼ同等の値が得られます。ただし、正しい測定位置や方法を守ることが重要です。

世代別・年代別のおすすめ

体温計は使用者の年齢や状況に応じて、適した製品を選ぶことが大切です。ここでは世代別のおすすめポイントをご紹介します。

赤ちゃん・乳児(0~1歳)向け

赤ちゃんや乳児の体温測定では、短時間で測定できることと衛生面が重要です。非接触式の体温計は、寝ている間でも測定でき、肌に触れないため衛生的です。額にかざして数秒で測定できるタイプもあります。

脇で測定する電子体温計を使う場合は、10秒程度の予測式がおすすめです。赤ちゃんが動いてしまう前に測定を完了できます。やわらかい測定部や、音量を調節する機能があると便利です。

耳式体温計も選択肢の一つですが、乳児の小さな耳には使いにくい場合があります。生後3か月未満の赤ちゃんには使用を推奨していない製品もあるため、対象年齢を確認しましょう。

幼児・子供(2〜12歳)向け

幼児や子供は動き回ることが多いため、測定時間が短い予測式体温計が適しています。10秒から20秒程度で測定できる製品なら、子供の負担も少なくなります。

非接触式も有効ですが、額の汗や測定距離によって誤差が生じることがあります。正確性を重視する場合は、脇での測定が推奨されます。子供が興味を持ちやすいデザインや、測定完了時に楽しい音が鳴る機能がある製品も選択肢となります。

成人向け

成人の場合は、使用目的に応じて選びましょう。日常的な健康管理には予測式で十分ですが、より正確な体温を知りたい場合は実測式での測定も可能な製品が便利です。

最近は、Wi-Fi機やBluetooth機能を搭載し、スマートフォンのアプリと連動できる体温計も増えています。測定データを自動で記録・グラフ化できるため、体温の変化を長期的に把握しやすくなります。基礎体温を記録したい女性にも適しています。

高齢者向け

高齢者には、表示が大きく見やすい体温計がおすすめです。バックライト付きの液晶画面や、音声で測定結果を読み上げる機能がある製品もあります。

操作がシンプルで、ボタンが大きく押しやすいものを選びましょう。また、測定時間が短い予測式なら、測定中の負担も軽減されます。

体温計のトレンド

体温計の技術は日々進化しており、便利な新機能を搭載した製品が次々と登場しています。

アプリ連動型体温計

スマートフォンのアプリと連動する体温計が人気です。Wi-FiやBluetoothで測定データを自動転送し、アプリ上で体温の推移をグラフ表示できます。家族全員の体温を一元管理できる製品もあり、子供や高齢者の健康管理に役立ちます。

一部のアプリでは、体温だけでなく症状メモや服薬記録なども管理できるため、医療機関を受診する際の情報提供にも活用できます。

10秒測定の高速化

予測技術の向上により、10秒以内で測定できる体温計が増えています。測定時間の短縮は、特に子供や忙しい朝の測定において大きなメリットです。

多機能化

体温だけでなく、室温や物体の表面温度も測定できる多機能タイプも登場しています。ミルクやお風呂の温度確認にも使えるため、赤ちゃんや乳児のいる家庭で重宝されています。

衛生面への配慮

感染症対策として、非接触式体温計の需要が高まっています。また、プローブカバーが使える製品や、抗菌加工が施された製品など、衛生面に配慮した設計が増えています。

体温計の豆知識

最後に、体温計をより効果的に使うための豆知識をご紹介します。

正しい測定方法

脇で測定する場合、体温計の先端を脇の中心(最もくぼんだ部分)に当て、斜め下から挿入するのが正しい方法です。腕を体にしっかりと密着させ、測定中は動かないようにしましょう。汗をかいている場合は拭き取ってから測定します。

測定のタイミングも重要です。運動直後や入浴後、飲食直後は体温が高くなるため、30分程度待ってから測定するのが理想的です。

測定時間による違い

予測式で10秒測定した値と、実測式で10分測定した値には多少の差が出ることがあります。これは異常ではなく、測定方式の違いによるものです。同じ条件で継続的に測定することで、自分の平熱を正しく把握できます。

電池交換と保管方法

電子体温計の電池寿命は使用頻度にもよりますが、一般的に1〜2年程度です。電池が切れると正確な測定ができなくなるため、定期的な交換が必要です。

保管する際は、ケースに入れて湿気の少ない場所に保管しましょう。高温多湿や直射日光を避けることで、センサーの劣化を防げます。

体温計の捨て方

電子体温計を処分する際は、多くの自治体で「不燃ごみ」または「小型家電」として扱われます。電池は必ず取り外し、電池回収ボックスやリサイクル拠点に出しましょう。

水銀体温計を持っている場合は、絶対に一般ごみとして出さないでください。自治体の有害ごみ回収や、一部の薬局で実施している回収サービスを利用します。割れた場合は、素手で触らず、密閉容器に入れて自治体の指示に従って処分してください。

体温計の精度管理

体温計の精度を保つため、定期的な動作確認が推奨されます。同じ条件で複数回測定し、値が安定しているか確認しましょう。大きなばらつきがある場合は、電池交換や買い替えを検討してください。

医療機関では定期的に校正(キャリブレーション)を行っていますが、家庭用体温計は基本的に校正不要です。ただし、落下などの衝撃を与えた場合は、正確性が損なわれる可能性があります。

まとめ

体温計は健康管理に欠かせない医療機器であり、種類や仕組みを理解することで、より適切に使用できます。

電子体温計には予測式と実測式があり、予測式なら10秒程度で測定できる製品も多く、日常使いに便利です。赤ちゃんや乳児、幼児には非接触式や短時間測定できる製品が、成人にはアプリ連動型や実測式併用タイプが適しています。

最近のトレンドとしては、Wi-Fi接続でアプリと連動する製品や、10秒以内で測定できる高速タイプ、非接触式の普及が挙げられます。これらの進化により、より手軽で正確な体温管理が可能になっています。

体温計を選ぶ際は、使用者の年齢や測定シーン、求める機能を考慮することが大切です。また、正しい測定方法を守り、定期的なメンテナンスを行うことで、長く正確に使用できます。

体温は健康状態を示す重要なバイタルサインです。自分や家族に合った体温計を選び、日々の健康管理に役立ててください。体温計の捨て方など、処分時のルールも守り、環境に配慮した使用を心がけましょう。

医療機器に関する注意事項

本記事で紹介している体温計は医療機器です。使用に際しては、各製品の添付文書や取扱説明書をよく読み、正しくお使いください。体温測定の結果については、自己判断せず、気になる症状がある場合は医療機関を受診してください。本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の製品の効能効果を保証するものではありません。

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