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インドにおける乳がん早期発見支援 — 自己触診補助手袋「BCG」導入について

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2025.12.10

日本企業が有する技術・製品を途上国の医療課題解決に活用し、国際的な社会貢献と事業成長の両立を目指すJICAのビジネス化実証事業において、ICSTが提案する自己触診補助手袋「BCG(Breast Care Glove)」のインド導入に係る実証事業が完了し、その成果が報告書に掲載されました。JICA 公開報告書

BCGは、指先感度を高めるEVA素材3層構造により、自宅でできる乳がん早期発見をサポートする使い捨て型手袋です。焼却時に有害物質を発生させない環境配慮設計も特徴です。
インドでは乳がんの死亡率・進行例が依然高く、特に農村部では自己触診習慣が十分に根付いていません。BCGは女性自身が異変に気づく契機をつくり、重症化防止と社会復帰(QOL向上)に貢献することを目的としています。現在、パンジャブ州にて約6,000名を対象とした実証が進行中で、2025年12月終了予定です。

また、同事業は2022年に実施したJICA基礎調査(インド5都市を対象)で使用感・感度・流通性・市場性を評価した結果を踏まえて発展したものです。JICA 公開報告書


今後、実証データの分析、現地パートナー連携、普及展開を進め、インドの乳がん対策と女性の健康維持に寄与してまいります。

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