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【ピンクリボン月間】乳がん検診とセルフチェック、今月こそ始めたい “最初の一歩”

【ピンクリボン月間】乳がん検診とセルフチェック、今月こそ始めたい “最初の一歩”

目次

はじめに

10月はピンクリボン月間。自分の体と向き合う機会に!

10月は、ピンクリボン月間です。日本でも毎年10月1日から31日までの1か月間がピンクリボン月間とされ、全国各地で、乳がんの早期発見・早期治療を呼びかけるピンクリボン運動が行われています。

乳がんは、女性に多い女性疾患のひとつです。国立がん研究センターの情報では、乳がんにかかる人は30歳代後半から増加し、40歳以上の女性では最も罹患する人が多いがんとされています。*¹

「忙しくて後回しにしている」「何から始めればいいのかわからない」。そんな方に向けて、この記事では乳がん検診とセルフチェック(ブレスト・アウェアネス)の基本を整理しました。

ピンクリボンの話題を目にするこの時期を、ご自身の体に目を向けるきっかけにしてみませんか。

※なお、この記事は情報提供を目的としたもので、個別の診断や治療に関する助言ではありません。気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。

いつから・何をする・いくらかかる?  乳がん検診の基礎知識

検診の目的

がん検診の目的は、がんを早期に発見し、適切な治療を行うことで、がんによる死亡を減少させることです。*²

検診は、症状のない健康な人を対象に行われるもので、症状があって受診する検査や、治療後の経過観察で行われる定期検査は、ここでいうがん検診とは異なります。*²

いつから、どのくらいの間隔で?

厚生労働省は「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」で、市町村によるがん検診の内容を定めています。乳がん検診の対象は40歳以上の女性で、受診間隔は2年に1回です。*³
国立がん研究センターも「40歳から、2年に1度」の定期的な受診を案内しています。*¹

何をするの?

検診の内容は、問診とマンモグラフィ(乳房X線検査)です。*³

問診では、現在の症状、月経に関することや妊娠の可能性、自分や家族が乳がんにかかったことがあるか、過去の検診の受診状況などが確認されます。*²

マンモグラフィは、乳房を片方ずつプラスチックの板で挟んで撮影する乳房専用のX線検査で、小さいしこりや石灰化を見つけることを目的としています。圧迫の時間は数十秒ほどですが、痛みを感じることもあるとされています。*¹

いくらかかるの?

国立がん研究センターによると、ほとんどの市区町村では検診費用の多くを公費で負担しており、一部の自己負担で受けることができます。*²(具体的な金額や申し込み方法は、お住まいの市区町村の案内でご確認ください。)

勤務先の健診などで受ける機会がある方は、乳がん検診が含まれているかどうかを、ご自身の受診先でご確認ください。

検診にはメリットと注意点があります

検診にはメリットだけでなく、デメリット (偽陰性、偽陽性、過剰診断、偶発症など)もあり、40歳から2年に1度という対象年齢と受診間隔は、この利益と不利益のバランスの観点から示されています。*¹

「見る」「触る」で変化に気づく、セルフチェックのやり方

「ブレスト・アウェアネス」という考え方

「セルフチェック」というと、しこりを探す自己触診を思い浮かべる方もいるかもしれません。ここでご紹介するのは、「ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)」という考え方です。乳房の状態に日ごろから関心をもち、変化を感じたら速やかに医師に相談するという受診行動を身に付けることが大切とされています。*²

ブレスト・アウェアネスには、4つのポイントがあります。*²

  • ご自分の乳房の状態を知る
  • 乳房の変化に気を付ける(月一回のセルフチェックを推奨)
  • 変化に気付いたらすぐ医師へ相談する
  • 40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける

「見る」「触る」「感じる」

着替えや入浴、シャワーなどの際に、乳房を見て、触って、感じることが紹介されています。しこりを探す(自己触診)という意識ではなく、気軽に生活の習慣として乳房を意識することを取り入れるだけとされています。*⁴

触れるときは、つままずに、指をそろえてなでるように、「これまでと変わりがないか」という気持ちで確認をしてみましょう。

気をつけたい乳房の変化

ブレストチェックでは、次の変化に気をつけてみましょう。*⁴

  • 乳房のしこり(腫瘤) (乳がん以外の良性の病変でも、腫瘤として触れることがあります)
  • 乳頭からの分泌物
  • 乳頭や乳輪の皮膚のただれ(びらん)
  • 乳房の皮膚の凹みや引きつれ
  • 乳房の痛み

こうした変化がすべて乳がんの症状というわけではないものの、気づいたらすぐに医師へ相談するよう案内されています。*⁴ 国立がん研究センターも、しこり、乳房のひきつれ、乳首から血性の液が出る、乳首の湿疹やただれなど気になる症状がある場合は、検診ではなく、すぐに医療機関を受診するよう案内しています。*¹

セルフチェックと検診を組み合わせたい理由

ブレスト・アウェアネスの4つのポイントには、「40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける」が含まれています。*² つまり、日ごろの「気づく習慣」と定期的な検診は、組み合わせて取り組むものとして紹介されています。

その理由として、国立がん研究センターは次の点を挙げています。

  • 検診は、自覚症状がないうちに受けることが大事であること
  • 早期の乳がんは、自覚症状がないことが少なくないこと*¹

また、乳がんがあっても症状が出ないことがよくあるため、検診で「要精密検査」と判定された場合は、「次回の検診まで待とう」「症状がないから大丈夫」などと自己判断せず、必ず精密検査を受けてください。*¹ 精密検査は、マンモグラフィの追加撮影、超音波検査、細胞診、組織診などを組み合わせて行われます。*¹

反対に、検診で「がんの疑いなし」と判定された場合でも、しこりや乳房のひきつれ、乳首からの血性の液、乳首の湿疹やただれなど気になる症状が出たときは、次回の検診を待たずに医療機関を受診するようにしましょう。*¹

検診のよくある不安Q&A

Q. 症状がなくても検診は必要ですか?
A. 検診は、症状のない健康な人を対象としています。*² 国立がん研究センターは、自覚症状がないうちに受けることが大事としています。*¹

Q. 何歳から受ければいいですか?
A. 国の指針では、乳がん検診の対象は40歳以上、間隔は2年に1回です。*³ 40歳未満の方も、ブレスト・アウェアネスの「乳房の状態を知る」「変化に気をつける」「気づいたらすぐ医師へ相談する」は、日常の中で意識できます。*²

Q. マンモグラフィは痛いと聞いて不安です。
A. 乳房を圧迫するため、痛みを感じることもあるとされています。国立がん研究センターの案内では、月経前1週間を避けて受診すると痛みが比較的少ないと言われています。*¹ 不安な点は、受診先に事前に確認しておくと安心です。

Q. 費用はどのくらいかかりますか?
A. ほとんどの市区町村では、検診費用の多くを公費で負担し、受診者は一部の自己負担で受けられます。*² 金額や申し込み方法は、お住まいの市区町村の案内でご確認ください。

Q. しこりなど、気になる症状があります。検診を待ったほうがいいですか?
A. 気になる症状がある場合は、検診ではなく、すぐに医療機関を受診するよう案内されています。*¹

Q. 乳がんなどで治療中ですが、検診はどうすればいいですか?
A. 乳がんで治療中の方は、治療終了後にいつ検診を再開するかを主治医に相談するよう案内されています。そのほかの乳房の疾患で治療中の方も、検診を受けるかどうかを主治医に相談してください。*¹

まとめ

ここまでご紹介した内容を、3つのステップにまとめます。

ステップ1

今日の入浴や着替えのときに、乳房を「見て、触って、感じる」

まずは、ご自分の乳房の普段の状態を知ることから。しこりを探そうと気負わず、まずは気軽に生活の習慣として乳房を意識することを取り入れましょう。*⁴

ステップ2

お住まいの市区町村の乳がん検診の案内を確認する

対象は40歳以上、間隔は2年に1回です。*³ 勤務先の健診などで受ける機会がある方は、乳がん検診が含まれているかも確認してみてください。

ステップ3

気になる変化があれば、次の検診を待たずに医療機関へ

しこり、乳房のひきつれ、乳首からの血性の液、乳首のただれなどは、すぐに医療機関を受診するよう案内されています。*¹

10月のピンクリボン月間は、自分の体と向き合うきっかけの1か月です。できることから、まず1つ始めてみましょう。

参考

*¹  国立研究開発法人国立がん研究センター乳がん検診について

*²  国立研究開発法人国立がん研究センター:乳がん 予防・検診

*³ がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針

*⁴ 乳がん検診の適切な情報提供に関する研究


この記事の著者 : みんウェル 編集部 (株式会社ICST 営業部)

医療機器営業とオウンドメディア運営の二刀流

これまで、衣料量販店のオウンドメディアの記事制作や、日用品メーカーの社内報の立ち上げに携わり、現在は医療機器の営業活動に邁進。
「医療機器だけでなく、日々の暮らしに役立つ情報もお届けしたい」という想いから、初めての自社メディア『みんウェル』を立ち上げる。

製品のご紹介

みんウェルの運営会社「株式会社ICST」は、
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