2007年5月 8日掲載WBS トレたま取材記
毎晩寝る前に見ていた「トレンドたまご」に自分の会社がでることになるとは・・・・。「トレンドたまご」とは、ご存知の通りテレビ東京系で夜11時から放送中の「ワールドビジネスサテライト」の名物コーナーです。
ことの始まりは中国出張中の4月10日。宿舎でメールのチェックをしていたら、「社長。トレたまの取材依頼が来てますが・・・・」と会社からのメールが。エイプリルフールも過ぎているし~~と、半信半疑で帰国してみると、すでに4月20日に取材の予定が入っていました。それも、同日の放送とのこと。確かに「今年の新製品車載用酸素濃縮器をトレたまで取り上げてくれたらな~」とか「自薦してみようかな」とか、いろいろ考えていましたが、まさか、向こうさんからオファーがくるとは。思いは通じるものですねぇ。
前日までの雨模様が嘘のような晴天に恵まれた取材当日の4月20日。前の晩に床屋へいって髪もさっぱりしてきました。取材は午後開始ということだったのですが、午前中からだんだん緊張してきてしまい、なかなか仕事が手につきません。
午後1時過ぎ、とうとう取材クルーが到着。クルーは担当の内田ディレクター、担当の滝井礼乃アナウンサー、カメラクルー2名の総勢4名。挨拶もそこそこに、ディレクターと滝井アナを交えて綿密な打ち合わせが始まりました。約1時間、撮影シーンの説明を受けて、こちらからは会社や製品のことを細かく説明していきます。ノートをとりながら、わからないところをとことん質問してくる滝井アナの真剣さには、ちょっとびっくりしました。話をしながら、ディレクターは到着までに暖めてきたプランを修正しつつ、必要となるショットをどんどん決めていきます。
打ち合わせが終わり、いよいよ撮影開始です。ディレクターの想定したストーリーに沿って、インタビューや製品撮影を行っていきます。さすが皆さん手馴れていて、ディレクターの指示に従っててきぱきと進みます。実は放送された以外にも、オフィス内や弊社の他製品など、かなりの分量を撮影していたんです。同じショットでも何テイクもとったりして、ディレクターの納得のいくまで撮影は続きます。一通り撮影が終わったところで、次はいよいよ実車での撮影に突入です。ICSTのオフィスのあるMIO北浦和の前の道を市立浦和高校まで直進し、そこを左折、元町ロードを北浦和駅方面に直進し、MIO北浦和に帰るというコースで撮影を開始。私も道順を指示するために同乗しました。走行中にディレクターや滝井アナのアイディアを加えて、何回か走行を繰り返し、内容もその場で変えながら撮影していくのです。さすがはプロだな~と感心してしまいました。このシーンに限らず、撮影はすべて撮り流しで行い、自然なインタビューや説明を基本にし、より視聴者にわかりやすいように構成していきます。それが、トレたまのナマな感じになっているんだなと思いました。
4時すぎに撮影は完了し、クルーは急いで帰っていきました。これから、局での編集に入るとのことです。その後も、電話で細かい点の問い合わせもありましたので、放送に向けてぎりぎりまで作業していたのだと思います。そしていよいよ放送です。撮影した分量から考えると、実際の放送はとっても短い3分弱ほどでしたが、絞りに絞って抽出された濃いエキスのようにまとめられていました。ありがとうございました。
「トレたま」って、北海道だろうが、九州だろうが全国どこにでも出かけて、当日取材、当日編集、当日放送が原則なんだそうです。本当にホットなコーナーなんです。「トレたま」って本当は「とれたてタマゴ!」じゃないかって感じました。
当日の放送を見逃してしまった方は、ワールドビジネスサテライトのサイトにある「トレンドたまごアーカイブ」で当日オンエアされたビデオと滝井アナの「トレたま取材報告」をご覧になれます。滝井アナの解説は見事です (なお、動画をご覧になるにはRealPlayerのインストールが必要です)。
ワールドビジネスサテライト
「トレンドたまご」2007年4月20日放送「車内でO2」http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/toretama/070420.html
ワールドビジネスサテライトWebページ : http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
■取材スナップ集
ディフューザをつけているショットを撮影 WBをとって、いよいよ撮影開始
オープニングショット撮影中 インタビューにディレクターの指示が飛ぶ
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