2007年11月30日掲載ドイツ旅行記
■ MEDICA 2007
11月13日から18日まで、MEDCIAに今年も参加をしてきました。思えば起業以来連続4回目の訪問になります。会場はさらに広がり、No.1~No.17までのブースをフル活用していて、改めてメディカル市場の隆盛を実感しました。中国企業は高度管理医療機器の開発販売への進出がみられ、韓国企業と並んで本格的なME機器へシフトしてきたように感じます。一方、台湾企業は健康機器指向です。台湾政府の後押しもあり、ITRI(工業技術学術院)によるPJも盛んで、小型健康機器領域へ特化して活路を見出しているという感じを受けました。わが社顧客との商談と、新たなトライアングル開拓と、あっという間の4日間でした。欧州の各国との連携も来年以降楽しみです。
■ 夜の大聖堂と中華
開催3日目は顧客とケルンで会食をしました。ケルンと言えば大聖堂。MEDICAのたびにいっていますから、4回目になります。相変わらず建築と修復を続けて1500年、いまだにその完成は見られません。
今回は初めてとっぷりと日が暮れてからの訪問でしたが、ライトアップされたその姿も、またいいものです。ドイツに来て3日目ともなると、生ハムやソーセージ、酢漬けキャベツなど塩辛いものには飽きてくる頃です。そんなとき、ちょいとケルンまで足をのばして、ライトアップされた大聖堂を見ながらの中華もいいものですよ。お店は大聖堂前の北京酒楼です。デュッセルドルフに来たら、ぜひケルンも訪れてみてください。デュッセルドルフからケルンまでは9.5ユーロ、DB(ドイツ鉄道)で25分です。
聖堂全体が美しくライトアップされている
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大聖堂の前にある「北京酒楼」
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■ ベンラート城観光
帰国は、20時25分フランクフルト発のJAL便でしたので、朝のうちに定宿をチェックアウトし、デュッセルドルフのホテル日航に荷物を預けて、市内観光しました。
デュッセルドルフ観光で手頃なのはベンラート城見学でしょう。ベンラート城はデュッセルドルフ市の南に位置する、1780年代に建築された後期バロック様式のお城で、元は選帝侯カールテオドールの別荘でした。このお城、ガイドつきツアーを申し込まなくては、内部を見ることができません(窓から覗くことはできます)。そこで、われわれも一人7ユーロ也を払ってツアーに参加することにしました。ツアーは、正面からではなく、脇の地下入口からの入城という、なかなかオツなもの。しかし、城内では靴の上から履く専用スリッパのおかげで、つるつる滑ってしまい、しっかり足を踏ん張って歩かないと転びそうです。壁面はピンクで、内部は壁から天井まで極彩色の装飾が施されています。残念ながら内部は撮影できませんが・・・。約1時間のツアーについてくれるガイドさんは、ドイツ語オンリーで、何をいっているのやらサッパリでした。でも、城内は、説明なんか必要ないくらい美しかったです。
ベンラート城は、デュッセルドルフ中央駅(DUSSELDORF HAUPTBAHNHOF)から郊外電車(S-BAHN)で10分。ベンラート(BENRATH)駅から500m、徒歩5分の距離です。
■ 最後に耳より情報
MEDICA開催中は、MEDICA入場券でU-Bahn(地下鉄)、S-Bahn(都市内・都市近郊鉄道)とも乗り放題になります。
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